キリム織り講座は 基本を織ることを何回も繰り返し
徐々に 落ち着いて織ることが出来るようになりました。
毎月1回の講習で 個々の目標をはっきり自覚できるように
なったのではないかと思います。
簡単な技法で キリムの糸で織ることによりキリムに
近づき キリムを織ったということになるのでしょう。
これからは さらに矢野先生のオリジナルな要素がはいって
くるのだと思います。
11月は 矢野先生の展示を計画しています。
その中に毎月のキリム講座をします。
そしてマルシェにもキリム展は参加します。
矢野先生のお話を聞くことが出来るでしょう。
私は 講習に参加しませんが GRASS HEARTのブログですから 皆さんにキリム講座をお知らせ盛り立てるために
遠くから見て その時その時に自分の思ったたことを書いてきました。正しくはその中で 矢野先生のコメントをのせるほうがよかったかもしれません。
受講されている皆さんは 直接聞いているので わかっていると思います。それは 矢野先生のキリムを知っていくことにおいて大切なことで 受講される意味がそこにあると思います。
私たちが 世界の織り物を知っていく過程で 各国の歴史や文化を知っていくことは より織り物を織るときの
助けとなっていくのではないかと思います。
各地の古典がある中で 自分の研究課題や創作活動を続けていらっしゃる方は 常に自作品の創作を続けながら みなさんに伝えています。
習う・教えるという事の中に 見ないか 見えなくなっていることもあります。相互に自分の営みを続けていくことをどこに置くかは 伝えていく側の意識が大きくなります。それが見えてくると それぞれに自分の求めているものに気づき 探し求めていこうとします。伝える側は もっと自分の内側を探っていかなければと思います。
いろんなことを感じてしまいますが 手仕事手仕事と叫ばれる時 どんなことも人々の営みによって伝えられてきたのだと あらためて思いだしています。